「ダフネ」というバラ

ダフネ

 

 

ギリシャ語で「月桂樹」を意味する『ダフネ』

 

 

ある日、アポロンという男が、恋心をつかさどる神様を揶揄して怒らせてしまいました。

そして、神様は、相手に恋をする金の矢をアポロンに、逆に相手を嫌いになる鉛の矢を近くで川遊びをしていたダフネにそれぞれ放ちました。

 

金の矢で射られたアポロンはダフネに求婚し続ける一方、鉛の矢を射られたダフネはアポロンを頑なに拒絶し続けました。

 

川岸まで追い詰められたダフネは、アポロンの求婚から逃れるために、父である川の神に自らの姿をを変えてくれと願いました。

 

その願いを聞き入れた川の神である父は、ダフネの身体を月桂樹に変えました。

 

あと一歩で手が届きそうなところで、姿を月桂樹に変えられてしまったダフネを見て、アポロンはひどく悲しみました。

そしてアポロンは、その愛の永遠のあかしとして月桂樹の枝から月桂冠を作り、永遠に身につけた、といわれるお話し。

 

 

そんな悲しい恋の主人公の名前と同じ名前のバラ『ダフネ』。

 

 

 

淡いピンク色の花びらは、揺れる穏やかな波のように重なり合って、どこか少女のような柔らかさを漂わせます。

花の終わりには、このピンク色が緑に変化していきます。

四季咲きで樹高は1.4×1.2m程度のシュラブ、香りは中香、玄関先の鉢植えにも適しています。

病気にも強く育てやすいようです。

 

 

そんなバラも春先のシーズンを終え、次は秋の開花を楽しみに待つばかりです。

ダフネ1